⑧原発再稼働に賛成する発言の問題点

市長選の最中、24日付の新聞紙面で月形候補が原発再稼働を容認したことに関する発言が紹介されています。

「全ての政策には必ず賛否がある。矢面に立って苦しい時もあるが、皆さんの意見を聴きながら前に進めていかなければならない」と話されています。

原発から30~40キロ圏にある糸島市の市長が、国と県、電力会社の方針に添って再稼働の決断をしたコメントです。原発と背中合わせの市民10万人の命、財産を預かる首長の弁解だから以下のところが気になります。

  1. 命、健康にかかわる政策を全ての政策と一緒に並べている。
  2. 月形氏が苦しい思いをしたのは原発の危険を指摘する理由に根拠があったこと、反対論が強かったことを示していることにほかなりません。そうでなければ再稼働の賛成に悩んだり苦しんだりする必要はありません。
  3. また、皆さんの意見を聴くといっても結局は賛成の声のみを聴き、声なき声は容認と判断して国、県、電力会社に同調した、ということになります。
  4. 少なくともなぜ再稼働を決断したか市民に理由をきちんと説明するべきです。市民の命に係わる問題に説明責任を果たさず理由を言わないのは無責任と言われても仕方ありません。

いわなが 数昭