①つまるところ新庁舎もお手盛り?

ほぼ満点市長と褒める同一文面の議会通信を出した議員11人は、市庁舎の建て替えを主張しています。建物の老朽化、狭い、不便な構造、防災拠点にならないなどこまごま理由を挙げて建て替えを力説しています。

市民の住居も古くなれば似たり寄ったりの不便が溜まります。その時、人はすぐに家を建て替えるでしょうか。将来の暮らしやローン返済を考え、貯金をはたく効果を図り新居がなぜ必要か、設計もよくよく考え簡単には結論を出せません。

月形市政は発足早々から新庁舎の考えを出し始め、今では市民サービスを切り詰めて資金をためる事実上の着手をしています。しかし、経験したことがない人口急激の時代を前に大きな新庁舎をなぜ急ぐのでしょうか。

地震にびくともしない防災本部が必要といっても新庁舎全体を特別に堅牢な構造にする必要はありません。日ごろは議場、研修場などに使う別棟にする手もあります。仕事の効率化で庁舎自体も節約型ですむかもしれません。

市は、返済が少ない有利な合併特例債の借り入れを使い、その期限があるから早く建てると言っていますが、合併特例債は、合併で誕生した市町村が合併効果を上げて将来の発展につなげるための融資です。

新庁舎で糸島ブランドのさらなる発展につなげられるのでしょうか。後継者に悩む農林漁業への対策や糸島の住民が豊かに暮らす未来への投資は何に向けるべきか、使い道をしっかり考えなければならない借金です。

何よりも新庁舎の建設を急ぐ月形市政の有り様は、ひたすら箱もの建設に頼る古い経済政策、市三役や議員の給与、ボーナスの引き上げに熱心なお手盛り体質に見えてなりません。